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星見当番の三角テント

牡牛座の支配分野

牡牛座で新月が起こる時には、
牡牛座が支配している分野の願い事が叶いやすくなります。

また、生れた時の太陽が牡牛座に入っている人(いわゆる「牡牛座生まれ」)や、
生れた時の月やドラゴンヘッドが牡牛座に入っている人は、それ以外の人よりも
新月の影響を強く受ける可能性があります。長所をより強化し、弱点を克服するチャンスです。

牡牛座が象徴するもの・牡牛座の支配分野は以下のとおりです。

牡牛座は12サインの2番目に当たります。
色々な意味で、1番目のサインである「牡羊座」とは対照的なサインです。
「1番・牡羊座」は「奇数(陽)」のサインで「内から外へ発散する」性質があります。
「2番・牡牛座」は「偶数(陰)」のサインで、外にあるものを自分の中に取り込みます。

「吸収する」「受動性」という意味がここから出てきます。

牡羊座は未知の世界に飛び出して行って「私は生きる!生きるんだ!」と主張します。
「生きるんだ!」と主張する、ということは「そういう主張をする私を受け入れて!」
と世界に向かって叫ぶ(宣言する)ということでもあります。

「ハロー!私は来たよ!」

この世界にデビューしたて、生まれたての赤ちゃんのような存在が牡羊座です。
牡羊座は「季節の初め」を担当し、新しく物事を始めるのが得意な「活動サイン」です。

この牡羊座の段階を出ると、「この世界にデビューした存在」は牡牛座の段階に来ます。
牡牛座は「季節の中盤」を担当する「固定(不動)」のサインです。
「固定」のサインは「活動」のサインが始めたテーマをひきついで、
それを確固としたものへと高めて行きます。

牡羊座で闇雲に走り出した「生きるんだ!」という意志は、牡牛座で一度立ち止まります。
(「立ち止まる」というところが「固定サイン」たるゆえんだったりもします)
そして、自分と世界に問いかけます。

「えっと、『私は来たよ!』って一体私は今、どんな世界にやってきたんだろう?」

「生きるんだ!」と叫ぶ自分はどんな自分で、この世界はどんな世界なのか。
牡牛座はまず、身の回りの世界を自分の体を通して確認することから始めます。
目に見えるもの、肌で感じるもの、耳にきこえてくるもの、鼻に届く匂い。自分の鼓動。
確認することで、自分の体とそれを取り巻く外の世界の両方を受け入れていきます。
「世界に迎え入れられる赤ちゃん」から「世界を迎え入れようとする赤ちゃん」への変化。

この段階の牡牛座は、ちょうどハイハイをはじめたり歯が生え始めたりした赤ちゃんが
目に入るものに何でも手を伸ばし、手に触れたものを皆、口に入れようとするのに
似ています(笑)。

牡牛座は五感をフル活用して「世界を味わう」ことに関連するサインです。
「肉体」「感覚」「物質性」を象徴する「地」のエレメントのサインでもあります。
(「精神」や「直感」を象徴する「火」のサイン・牡羊座とはこれまた対照的です)
自分の体を使い、手で触り目で見て…あるいは牡牛座の場合「手で見て目で触って」
と言ってもいいくらいですが(笑)、世界を自分の中に「インプット」していきます。
この「五感による確認」は繰り返し繰り返し、「定着」するまで行われます。
牡牛座には「溜め込む」「繰り返す」「蓄積する」という意味もあります。

牡牛座で新月が起こる時には「五感を発達させること」や「自分の体と仲良くすること」
「身の回りの環境とよい意味の一体感を保つこと」に関する願いをかけるのに最適です。
また、同じ「吸収する」「受容する」「繰り返す」という働きを持つ「月」が
牡牛座に入ると「エギザルテーション(高揚)」と言って月のパワーが増大します。

「物質的・身体的な快適さを追求すること」…ボディケア全般・美容に関する願い事。
特に、牡牛座の支配星が金星(美の女神の星)なので「美容」に関する願いは大吉。
キレイになりたい、素敵な服や靴が欲しい、新しいコスメやエステを試してみたい。
牡牛座の新月の時には、超マテリアルガールなお願い事をしてもオッケーです。
「物質的豊かさ」ということで、「お金」に関する願い事も叶いやすくなっています。
牡牛座の支配星・金星は、文字通り「富(お金や宝石)」の星でもあるのですよ。

「所有」「所得」「財産」というのも牡牛座の大きなテーマです。
財産やお金を増やしたい、貯金を始めたいなどの願いをかけるのにも向いています。

一つ前の牡羊座が「ココロの声(直感)に忠実に行動する」がテーマだとすれば、
牡牛座は「カラダの声に忠実に行動する」がテーマのサインです。
その、「カラダの声」をキャッチすることができるようになるために…
ヨガやストレッチ、ボディワーク、マッサージ、アロマテラピーなど
体の感受性を高める活動を始めたい方は、牡牛座新月に後押しをお願いしてみて下さい。

牡牛座は体と五感に関する趣味全般を支配しています。
音楽、特に声楽も牡牛座の支配分野ですし、バレエなどのダンスも含まれます。
目と手を使うものとして絵画、彫刻、特に土を使うものである陶芸。
美味しいものを食べること・美味しいものを作ること。何より食事の時間を楽しむこと。
植物を育てること、動物を飼うこと、自然との触れあいも牡牛座管轄です。
今の生活に、もっともっと土や草木と触れ合う時間を増やしたい方。
お料理の腕前やを上げたい方。おもてなし上手になりたい方。
歌や絵、ダンスが上手になりたい方。好きなアーティストのコンサートや、
美術館に行く機会を増やしたい方などは、牡牛座新月がお願い事のチャンスです。

牡牛座は「体を持って、この地上にしっかり根を下ろして生きている喜び」を象徴します。
自分の感覚・自分の体を受け入れること。この地上に生きていることを受け入れること。
「グラウンディング」にも関係が深いサインです。

同じ地上に生きている様々な生命とのつながりを感じたい、という方は
牡牛座の新月の時に瞑想をしてみるのはいかがでしょうか。

「満ち足りた感覚」「安定」「基盤」という意味も牡牛座にはあります。
また「蓄積」「繰り返し」というところから、「忍耐強さ」「我慢強さ」という意味も
派生してきます。これが行き過ぎると「頑固」「強すぎるこだわり」になるのですが、
何か「あきらめたくない目標」「絶対実現したいもの・手に入れたいもの」がある場合は
牡牛座新月に「欲しいものを手に入れるまであきらめないでいられるように」と
願ってみるのもいいと思います。

逆に、あまりにも執着心が強すぎて自分でもそれがちょっと辛いな、という場合は
(これは牡牛座の対向サインである蠍座の問題点でもあります)
牡牛座のテーマのひとつ「満ち足りた感覚」をイメージを集中してみます。
「今手にしているものに感謝と満足を感じられる自分になりたい」と願うことで
行き過ぎた執着心・モノへのこだわりを緩和していくことができます。
牡牛座にはほかに「独占欲(抱え込み癖・自分のものを人と分け合うのがイヤ)」
という問題もありますが、こちらの症状緩和も牡牛座新月に願うことができます。

自分の体と感覚とにしっかりつながり、その感覚で周りの環境をしっかりと把握すると
自分の中に「自信」が生まれ、周りの環境との間に「信頼」が生れてきます。
「自分はこの世界にいて安全である」という感覚、「安心感」というのも牡牛座管轄です。
わけもなく不安になってしまう方、「自分は大丈夫だ」という感覚が欲しい方は
牡牛座新月に願ってみましょう。

↑「グラウンディング」に関する願いと併せてお願いするのが効果的です。

自分の感覚を把握し、信頼することで自分なりの「価値観」も生れてきます。
自分にとって、何が大切なもの・よいものであり、何がそうではないものかがわかること。
「審美眼・判断力・決断力をやしなう」「自分の欲求を知る」なども牡牛座のテーマです。

牡牛座が支配している体の部位は、あご・首・喉・声帯・甲状腺です。
扁桃腺炎や咳、甲状腺疾患などの病気も支配しています。
牡牛座で新月が起こるときは、これらの部位の健康や病気の治癒を願うのにも
向いています。



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